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「剣先いか」の水揚げ量が増えてきました。

2月に「ヤリイカ」、3月に「コウイカ」「アオリイカ」のシーズンを経て、5月下旬から「剣先いか」が見え始めました。

そして、お盆を過ぎたあたりから萩港では「剣先いか」の水揚げ量が増えてきました。それに比例して身も厚みが増してきました。

「イカ」は主に九州西岸から日本海西部に分布し、山口県沿岸にはエサとなる小魚が多いため、特に夏から秋にかけて回遊してきます。

夜の海に揺れるイカ釣り船の漁火は萩市沖日本海の夏の風物詩です。

イカは貝類と同じ仲間の軟体動物で、判明しているだけでも世界中で約450種類も存在しています。食用としているものはそのうちの約30種類。お刺身、天ぷら、フライ、丸焼き、塩辛、イカ墨パスタ、ゲソのから揚げなど、余すことなく、様々な料理で食べられています。

その中でも「剣先いか」の前ではどんな種類の「イカ」もその美味しさにはかないません。

当店では「剣先いか」を柔らかく干して一夜干しにします。するめのようにガチガチに干しこんでいません。

適度に水分もとれていて塩分もかなり薄めにしています。肉厚で熱を通しても硬く締まりません。

そのまま焼かれて甘味をともなう香りを楽しんでいただくもよし、イカのうま味が堪能できる天ぷらにしてもよしです。

肉厚の「剣先いか」が持つ味わいをいろいろな調理方法で楽しんでいただきたいです。

▲ 写真は「剣先いか一夜干し」「中大サイズ」です。胴体のみ全長20cm前後、足⦅ゲソ⦆は別途の長さです。
さらに大きい「大サイズ」(胴体のみ全長22cm前後、足⦅ゲソ⦆は別途の長さ)、「特大サイズ(胴体のみ全長25cm前後、足⦅ゲソ⦆は別途の長さ)もご用意いたしました。
魚体も大きめを使いますが、ゲソ部分も大きいので食べ応えがあります。

▲ 「剣先いか一夜干し」は、ゲソ部分を折りたたんで専用袋に入れます。

▲ 裏返したこの画像は薄い皮をはいでいます。透明感のある白色の身が綺麗です。
当店の「剣先いか一夜干し」は耳の部分も魚体から外さずきれいに処理をしています。
「剣先いか」まるごと食していただきたいです。

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