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お待たせしました。「平太郎」丸干しが出来ました。

「平太郎」は今が旬で水揚げ量や味わいなど1年で最高の時期を迎えますが、今年は温暖化の影響なのか、それともマグロやブリなどの大型魚が多いからなのか、小魚系(平太郎や金太郎)の水揚げが極端に少ないです。

全国各地から「平太郎」丸干しのお問い合わせが殺到しており、本日の競り場に並んでいるのを見て「絶対に買い付けるぞ」と頑張りました。買い付け価格は史上最高値でしたが、無事に競り落とすことができ、お待ちいただいているお客様のために一安心したところです。

旬の魚を愉しんでいただければ幸いです。

アイキャッチ画像は、焼きたての「平太郎」丸干しです。

小魚ですが、焼くと内側から脂がしみだしてきてジュージュー音を立てるほどです。

濃厚なうま味があり、身離れがいいのも魅力です。

頭も食べれますが、苦手な方は頭部を取り去って骨ごと食べていただきたいです。スナック感があるのでついついたくさん食べてしまいます。

「平太郎」はご家庭でもフライパンやグリルなどで焼いて食卓の一品として食べていますが、萩の居酒屋の酒の肴定番メニューでもあります。お店のメニュー表には「平太郎」か「ベラゴ」と書かれています。萩の酒場にお越しの際にはぜひお店の大将に注文してください。地酒との相性は抜群です。

ところで「平太郎」の学術名はオキヒイラギと言い、小手繰り船が底引き網で漁をして水揚げされます。山口県での独特な呼び方の由来は不明です。体全体が銀色ですが、身は透明感のある白身です。

「ひもの」にしかならない魚だと思っていましたが、最近は道の駅や地元のスーパーで鮮魚として販売しています。

5月末の休漁期に入るまでにたくさんの水揚げがあることを願っています。

▲ 「平太郎」丸干しを素揚げにして玉ねぎと酢で和えた小鉢メニューです。おかずに困ったときの非常食としても良しです。

▲ 「平太郎」丸干し(200g入り)です。要冷凍-15℃以下で180日保存できます。
全国発送をしています。山口県や萩出身の方にはふるさとの味を懐かしんでいただきたい旬魚の逸品です。

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